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うp主が…

数年後にはまった模様です

今回のクリスマスSS(遅いとかいわないでww)も若干数年後が入り混じってます。


今度から数年後SSを短編で書くことが多くなるかもしれません。

そしてコメ返し。

 ながといっく様

甘いのも書けるんですよ、頑張ればですが(笑)
えっと、黒いのは小生の好みが少し反映されているだけでして、黒くない長門さんも大好きです。
今度は甘めのSSも書いて見ます。

その時は読んでもらえると幸いです。



そして、ついに完成しました。

連続短編三日目「クリスマスという日」

続きを読むからでどうぞ





 十二月二十五日、言わずもがなクリスマスだ。
 本来はキリストの誕生日を祝うものらしいが、日本人のお祭り魂からかどうかは知らんがいつの間にかその前後はお祭り騒ぎをする人が多い。
 もしくは親密な関係を持つ人達の特別な日かどちらかだがな。
 因みに俺は昨日は前者で、今日は後者だ。親密な関係上の長門と今日という日を共に出来るんだから、俺は数少ない後者に違いない。少なくとも、谷口は違うだろうな。
 国木田は……。いつか見てみたいな、国木田の彼女は。
 そんなこんなで、俺は長門宅でもあるマンションに着いていた。
 708号室へと向かうべく、いつものようにインターホンを押して長門を呼ぶ。
「よう、長門。俺だ」
『入って』
 この一言で自動ドアが開くまでの関係になったんだ。俺的にはとても嬉しいことであり、これから楽しいことが待ち受けていると分かっているので気分も上々だ。
「メリークリスマス」
 玄関まで赴いた俺を待ち受けていたのは、貴重だといえる私服に身を包んだ長門有希そのものであり、俺だけに見せる長門である。
「そうだな。メリークリスマス」
 俺だけに解かるレベル、いや、俺にしか解かるはずの無いレベルで表情を変化させる長門は俺にとってまさに天使であり、女神である。
 もはや、ノロケでしかないな。ちょっとばかし頭を冷やすことにして。
「今日はどうするんだ。どこも予約は取ってないが、とりあえずクリスマス一色な街をブラブラ歩くのも悪くは無いと思うぜ」
「今日は、図書館に」
 いつもと同じか、と思いきや長門は俺の想像をぶち壊してくれた。もちろん良い方向にだ。
「昼食もすでに用意済み」
 そういって、テーブルの上においてあるバスケット(ピクニックに行くときに良く使うような分だ)を指差してそう言った。
「そうか。昨日も長門の料理を食べたが、今日も用意してくれるとは。大変だっただろうに」
「貴方のため。わたしは貴方が喜んでくれるのならそれでいいから」
 嬉しいじゃないか、そんなことを言ってくれるなんてな。
 まあ、でも。
「二人で、喜べる状況が一番だろ」
「そう」
 そんなこんなで、俺たちは図書館へと向かうことになった。
 駅に近づくにつれ、人ごみも多くなる。
 俺たちのようにカップルの人、何人かのグループで遊ぶであろう人、家族で楽しそうにしている人。
 みんなが人それぞれのクリスマスを送っているに違いない。
「長門、はぐれるといけないからさ」
 そういって俺は右手を差し出した。
 数ミリ頷いた長門と手をつなぎ、図書館へと向かう。



 懐かしい記憶だ。
 今から十年も前の出来事を今だに忘れていないとは……。あの時、いや高校時代はとても楽しかったのを覚えている。
 その後、朝比奈さんは大学へ行くと言って未来に帰還してしまった。向こうの大学で色々と学ぶらしい、勉強熱心なこった。
 ハルヒと古泉は某T京大学へ入学していたな、相変わらず頭が良すぎる奴らだ。
 俺もあいつらに比べたらランクは下だろうが、公立の大学に進んだ。そして母校でもある北校の教師となり、現在に至る。
 長門は……。いや、有希と言うべきだな。俺と同じ大学に行き今は俺の妻となっていて、専業主婦だ。
 俺達の間には子供もいて、今年で五歳になった娘もいる。順風満帆な素晴らしいとも言える人生を送っている。
 そして今日もクリスマスだというのに、教え子達の進路の為にも色々と仕事をしてきたところだ。
 まあ、クリスマスだからか少し早めに帰れたのが幸いだ。
 さて、と。
 愛する妻と娘のために、もう一仕事しますか。サンタよ、今年もちょっと俺に味方してくれよな。



「おかあさん」
「何?」
「ことしもサンタさんくるかな?」
 今日はクリスマスだからか、妙にそわそわとしている優希はあの人を待っている。
 優希が生まれてからずっと、彼はクリスマスの夜にはサンタの衣装を纏って夜を過ごす。
 多分、いつかは優希にも分かるだろうけど、それでもきっと彼はサンタの服を着るんだと思う。
『ピンポーン』
「優希、ちょっと待ってて」
 インターホンから映る画像にはサンタの衣装を纏った彼の姿があった。
「どうぞ」
「毎年スマンな、豪勢な料理を作って貰って」
「貴方だから」
 そうかい、とでも言うような顔で彼はわたしの頭を撫でてから、部屋に入った。
「メリークリスマス、優希ちゃん。今年もいい子にしてたかな?」
 今年も、世界一愛おしいサンタがやってきた。
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