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日本人でよかったこと

いやあ、正月というものをこれほどに満喫できるのは日本人だけじゃないのかな。と思いつつ、浮かれながら今日のSSを書いておりまして、そしたら「何コレ??」みたいな作品が出来上がりました。

甘い、甘すぎる。(濃い意味で)

というよりか長門しか見えないキョン。
↑長キョン以外興味なしの自分にとっては、最大のエネルギー(笑)

そしてコメ返し。

 totoron様
受験ですか、それなりに頑張ってはいます。
中の人、みのりんですがやっぱり自分は好きですね。声優さんは基本嫌いではないんですが特に好きな声優さんです。
たまに歌関連SSが出てくるかもしれませんのでその時はあしからず。


そして今日のSS
「幸せの定義」

続きを読むからでどうぞ。





 幸せ、の定義とは人によって結構変わってくると思うが、俺の場合は愛する人と共にいる時だ。
 少し前の俺から見れば甚だしいかもしれんが、当の本人の未来でもあるし自分で手に入れた結末だ。勿論俺が望むこと全てか叶うというわけでもないし、どちらかと言えば程々が丁度良いんじゃないだろうか。そう思うね。
「わたしは、貴方さえいれば他には何も望まない」
 こんなことを言ってくれる嬉しい彼女もいるんだ、他に何を望もうか。あんまり欲が深いのも好かれないだろうし、俺としても欲に溺れる姿は見たくもない。
「貴方は、わたしに何を望む」
 少し首を傾げて、小悪魔的な笑顔(多分他の奴らには解らないであろう)で俺に問い掛けてくる俺的には天使でしかない有希は、そういって全てを見通したかのように唇を重ねた。
 間違いなく俺の望むことをピンポイントでやってのける有希はやっぱり有希なのであり、その唇はどんな果実よりも甘く、太陽も暖かく、そして海より深い愛を感じる。
 その濃厚なそれをまずは味覚で味わい、嗅覚で香りを楽しみ、触覚で互いを感じ、聴覚で感情を高ぶらせ、視覚でその現実を実感させる。
 五感をフル活動しても足りないほどに甘く、熱く、そして何よりも愛を感じる行為はそうそうない。食欲とも睡眠欲とも違い、性欲に近いが獣が持つそれよりずっと人らしい欲。これを何と名付ければ良いのか解らないが、そんなことはどうでもいい。
 おそらく卑猥な音であろう互いの咥内を舐め合う水と肉が交わる音が響く中、俺は目の前の少女が愛おしくてたまらない、そんなことを再認識する。
「有希……。愛してる」
 互いの唾液を飲み込み、少し呼吸をするためにとった休みの間でも俺は有希を抱きしめ、そう囁く。
「……わたしも、愛してる」
 心が満たされてゆく感じ、それと同時に吸い込んだ冷たい空気ので少し落ち着かせて、俺は有希を離した。別に延々と唇を重ね続けていても問題はないが、それなりに恋人っぽいことがしたいという俺の願望がある。
 なんかさっき望むことはないといったが、まあ有希関連だから気にすんな俺。
「そろそろ、時間」
 時計を見ると午後の集合時間までもうそろそろだった。
 全く、いくら幸せだからってこんなときまで唇を重ねて良いんだろうか、果たして。まあ、身体を重ねるのはまだいい気がする。有希の唇はそれほどに強力、ただそれだけの話だ。
 集合時間に間に合うようにいつもの集合場所に向かうと、既にハルヒ達がそこにいた。



「遅い」
 自分でもビックリするような機嫌の悪い声であたしはキョンに言っていた。……理由は分かってる、有希とキョンの関係が本当は羨ましいと思っているから。
 以前のあたしなら考えもしなかった。恋愛なんて精神病の一つ、そう思ってたのに。
「悪いな。じゃ、午後の部の組み合わせ決めよ……」
「今日は解散」
 あたしは古泉君とみくるちゃんに目配せしながら言う。
「そうか、じゃあ俺は帰らせてもらう」
 ……馬鹿。
 いつからだろうか、気づけばキョンはあたしのことを余り気にかけなくなった。それと同時に有希を今まで以上に気にかけている、そしてキョンは有希が好きなんだと確信する。
 有希だってそう。
 いつも無表情なのに、キョンとだけは意志の疎通が出来ている。初めの方はキョンが無理矢理に有希をたぶらかしていると思っていたけど、違った。
 ずるいと思った、自分が素直だったら良かったのに……。でも、それはもうあたしじゃない。あたしの殻を被った別人に過ぎない。
「涼宮さん」
「ん、なあに。古泉君」
「お昼、ご一緒にどうですか。朝比奈さんも是非」
 そうね、こういう時はお腹いっぱい食べて嫌なことは忘れるに限るわ。
 そしてバイバイ、あたしの好きな人。



「なあ、有希」
 有希ん家でカレーライスをご馳走になったあと、その余韻に浸りながら俺はある疑問が浮かんできたので有希に問う。
「なに」
「『幸せ』のお前なりの定義ってなんだ」
 俺なりの定義とお前なりの定義ってもんは多分違うんだと思う。それはわかっているつもりだし、それでもその幸せってもんを共有したいという願望はある。
「わたしは、あなたといるこの時間、とても幸福な時間と感じる。それがわたしとあなただけが共有できる時間の一つであり、あなたとわたしだけが共有できる時間でもある」
 だから、とつづけた後。
「わたしはあなたといるこの時間が幸福だと感じる」
 良かった。有希も俺と同じようにこの時を楽しんでいて、それでいて幸せと感じてくれている。それが分かるだけで十分だ。
 俺は有希を抱き寄せ、その甘い唇に軽いキスをした。
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