スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

お待たせしました。

リクエスト第一弾が書き終わりました。

希望に添えていたかどうか少しばかり不安ですが、今回は甘めなのでニマニマしながら読んでいただければ幸いです。


まだまだリクエストは募集していますので、よろしくお願いします。


そして、リンクの追加のお知らせです。
ハチルさんの、『日常にちょっとの刺激』です。

イラストがおいてあったり、SSがおいてあったり、色々あります。
近々、ハチルさんがイラストを書いてくれるらしいので小生はとても楽しみです。

どの長門さんを書いてもらいましょうか(笑)


それでは、昨日の続きです。

続きを読むからで、どうぞ。





 百聞は一見にしかず、すなわち現代風に現せばとりあえず見ておけみたいな、そんな感じの諺だ。
 で、俺が何故そんなことを言っているのかというのは他でもない。目の前のジェットコースターに気負けしているからであり、それを見ている隣の有希はとても目を輝かせていることもそのうちの一つだ。
 絶叫マシーンは嫌いではないが、あまり好まない。まぁ、そんなこといっても仕方がないし、それに乗ると決めたものはちゃんと乗ろう。男が廃るしね。
「てか、デカイな。やっぱ」
 この遊園地の名物らしいから、そりゃそれなりに良い感じじゃないとダメだろうだしな。
 そしていよいよ、ジェットコースターに乗ることになった。一番前に乗りたいという有希の提案から、一番前に座ることになったが、一番前って一番怖いらしい。そういうのがジェットコースターの常だろうし、それじゃないと有希が所望しないと思う。
「結構、緊張するな」
「大丈夫」
 そういって、有希は俺の手の上に自分の手を重ねる。
 なんだか、ヘタレだな。俺。
 頭ではわかっていたが、有希の手の温もりでそんな考えも吹っ飛んで、ジェットコースターに専念することにした。
 ……。
 まぁ、アレだよ。
 いくら覚悟しても、苦手なものは苦手なんだと、しみじみ考える俺だった。
「大丈夫?」
 あまり思い出したくない位、ハチャメチャなジェットコースターの後のこと。俺は近くにあったベンチに腰を落とし、狂いかけていた三半規管を落ち着かせていた。
「スマン、せっかくのデートなのにな」
「わたしこそごめんなさい。わたしが無理を言ったから」
 そんなことはない。
「俺だって乗ってみたかったし、気にすんな。ただ予想よりちょっとビックリしただけだ」
 そう言って、有希の頭を撫でてやる。そうしていると俺の気分も段々落ち着いてきたので、次の目的地へ向かうことにした。
「次は、あなたが乗りたいものに」
 そうか、じゃあ……。
「アレに乗ろうかね」
 俺が指差したのはメリーゴウランドだった。こういう風なゆっくりしたものに乗りたかったし、俺がイメージする有希にぴったりだ。
 案外すんなり乗れた俺たちは、メリーゴウランドを楽しんでいた。
「キョン君、そうやって白馬にのってると王子様みたいだね」
「俺が王子様ね、あんま柄じゃないと思うんだが。それなら、有希はお姫様か?」
 ちょっと冷かしたつもりだったんが、
「うん」
 どうやら、有希にとっては正解だったようだ。その証拠にとても嬉しそうな、それでいて楽しそうな顔をしている。幸せだな、と俺は思った。
 やっぱり、遊園地に来て良かった。朝倉に感謝しないとな。
 まぁ、遊園地よりも有希といるからこそ楽しめたんだと思う。今までより有希のことが分かってきたし、学校ではあまり見ない一面も見ることができた。
 先のジェットコースターだってそうだし、意外とメルヘンチックだということ、好きなことだととことん元気だということ、普段ならわかる筈のない有希ばかりだった。
 そして、そんな有希にますます惹かれていくのが分かった。
 楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので、もうそろそろ閉園時間というころ。俺たちは最後にと観覧車に載ることにした。
「今日は、楽しかったか?」
「とても」
 そうか。
「あなたは?」
「俺も楽しかったさ。有希の意外な一面が見れたし」
「わたしも、あなたの意外な一面が見れた」
 有希も俺と同じようなことを考えていたようだ、なんかちょっと恥ずかしいな。
 窓に目を向ければ、夕日に染まった街が綺麗なオレンジ色に染まっていた。
「綺麗だな」
「……うん」
 さて、雰囲気というものをご存知だろうか。別名場の空気ともいうんだろうか、この場合は雰囲気とか、シチュエーションといった方が正しいんだが。
 今日は初デート、ここまでいい感じに進んでいて、俺も有希も気分は最高だ。だから、というわけじゃないが。
「有希」
「なに……」
 振り向いた彼女の唇に自分のそれを重ねること、普段ならとても勇気のいること。でもまぁ、



 ちょっと位、強引でもいいんじゃないか?

 
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

リクエストに応えて頂き感謝ですm(_ _)m

2828させていただきました!!

甘過ぎて糖尿病になっちまうヨ

とてもニヤニヤして、楽しく読めました
そして恥ずかしいくらい甘かったです・・・!

こちらもリンク追加させていただきました
事情により、ブログでお知らせをするのは先になってしまいます・・・
(すいません・・・)

どんなリクエストが来るのか楽しみにしております!
それでは

検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。