スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

拍手SS追加

拍手SS第一弾を掲載しました。

もちろん長キョンですよ、ちょっとどころじゃなく甘いと思われます(笑)
個人的にはもっと大人の甘さ(ビターな感じ)も書けたらかっこいいんですけどね、それこそながといっく様みたいに。


今年の目標の一つでもありますからね。

そしてコメ返し

 ハチル様

ちょっと辛かったですが、今はもう大丈夫です。
期待通りのSSかどうかはわかりませんが、楽しんでいただけると幸いです。


そして今日のSS
『風邪ひきさんは長門有希』

最近風邪をひいたことが関連しているのは言うまでもありませんね(笑)





『わたしの家に来て』
 団活も終わり、家に着いた時に長門から電話があった。その時の用件が先程の一言であり、長門らしくて悪くないと思うんだが、関口一番でそんなことを口にだすと間違い電話をした時に大変だぞ。
『大丈夫』
 何がだ。
『わたしは貴方にしか電話しないから』
 どう言おうが決して自分からは折れない人がいるだろう。俺の友人に二人程いるんだが、その一人が長門だ。因みに、もう一人は言わずもがなハルヒだ。
 とにかく、俺は長門の呼び出しに応じて長門の元へ走り出した。
 それにしても、長門が電話で俺を呼び出すなんて珍しいな。基本的には栞とか口頭での説明だから余計に珍しく感じる。まあ、おおよそ何かハルヒ絡みの事だろう。
 そんな気持ちで、俺は長門の家についた。
 が、何かがおかしい。いつもなら数秒も待たないのに、長門はいつものタイミングより少し遅かった。何か長門の身にあったのだろうか、そんな考えが頭を過ぎる。
 そして、その考えは正解だった。
「長門っ」
 ドアを開けるや否や俺はそこで倒れていた長門を発見した、その光景は信じ難いことでしかなかったがとりあえずは、長門の生死の確認が先だ。朝倉の時はどれだけ串刺しにされても平気でいた長門だ、この状況は異常としか言いようがない。
「長門、大丈夫か」
「……あまり」
 この状況でのそれは、多分大丈夫じゃない方のそれだろう。
「一体どうしたんだ」
「風邪をひいた」
 風邪?
「そう……。今もかなり辛い」
 空咳を一つつきながら、長門は俺に訴える。
「何だ、風邪か」
 もっと悪い状況を予想していた俺は、ひとまず長門が生きてることで少し肩の荷が降りた気がした。といっても、長門は今現在調子が良くないことが判明した。
 とりあえず、パジャマに着替えてもらい、その間俺は和室で布団の用意をして、長門を横にさせたところで先程から思っていた疑問を問うことにした。
「それにしても、長門が風邪ひくなんてな」
「今回は情報統合思念体の実験でこうなっている。普段は、地球上のウィルスに感染されることは皆無」
 空咳を交えながらの長門の簡易的な答えは、中々納得するには難しいものだった。
「地球上のウィルスに対抗できるなら、実験する必要はないんじゃないか?」
「今回の実験の本質は風邪をひくことではない」
 一体何の実験をしているのかはあまり聞かない方が良いだろう、俺の脳みそじゃ理解できないかもしれんしな。
「良くわからないが、とりあえず寝とけ」
 昔から、俺や妹が風邪をひいた時は無理せずに寝ることがモットーになっている。今回の長門の風邪も、そこまで酷いものじゃないだろう(情報統合思念体がどれ位のウィルスを長門に投与したかはしらんが、そこまで酷いのは使わないだろうからな)と思っているから、こんな感じで大丈夫だと思う。
 なんせ家族以外を看病するなんて初めてだからな、しかも相手は長門だ、緊張しないほうがおかしい。
 もう夕方から夜になりそうな時間帯でもあるから、母さんにも連絡しなければならん。まあ、長門には世話になってるから個人的にも少しばかり恩を返すことが出来て嬉しいと思うよ。
 なんとか母さんに話をつけて、長門の夕飯に取り掛かる。
 メニューとしてはおじやがベターなところだな、と思いつつ冷蔵庫を覗かせもらうと卵や葱等の病気の時に有り難い食べ物が備えてあったので、直ぐに作りはじめることにした。
「大丈夫?」
 お米を研いでいる時だった、まだまだ熱があるであろう長門がこっちにやってきた。
「ん、俺は問題ないぞ。妹が風邪の時とかよく作ってやってるしな」
 俺としては、長門が心配なんだけどな。
「そう、ならいい」
「そういえば長門、晩御飯はおじやだけど食べられそうか?」
 問題ない、とだけ告げて長門は少しふらついた様子で布団へと戻っていった。
「それにしても」
 長門の親玉は一体何を考えてるんだろうね、全く。実体化できるなら一発殴ってやりたいよ本当に、長門をこんな目に逢わせやがってただで済むとは思わないほうがいいな、主に俺の怒りが飛ぶ。場合によってはハルヒの分も飛ぶだろうな、いやアイツにバレたなら確実に飛ぶ。
 それでとばっちりを受けるのは他でもないこの俺という……何たる結果だろうね。
 紆余曲折があったが、何とかおじやも完成した。一体今の長門にどれだけの許容量があるのか知らないから、とりあえずキャパシティーは多めに取っておいた。後で俺も食べたいからな、結構自信作だし。
「長門、出来たぞ」
 呼んでも起きなかったので、和室の扉を開けて中を見ると長門はまだ寝ていた。しかも可愛らしい寝息を立てて。
 その様子が少し可笑しかったので自然と笑みがこぼれた。まあ、長門のこんな顔もレアだからな脳内記憶メモリに最重要項目として記憶しとくことにする。
 さて、どうしたものかと思案を巡らせ始めたところで長門は目が覚めてしまったようだった。
「……おはよう」
「ああ、おはよう。それ食べてもいいぞ」
 むっくりと起きながらすこし寝ぼけ声で言う長門に、おじやを促してやる。
 長門はおじやとスプーンとそれから俺を三秒ずつ見てから、小さな口を開けた。
「あーん」
 ……えっと、長門さん?
「俺に食べさせてくれと」
 ゆっくりと頷く長門の頬がまた少し赤くなったのは、きっと風邪をひいているからだけではなさそうだ。と俺は思った、多分長門はもっとわかっているだろう。
 さて、俺はこの目前のミッションをどうやって攻略したのかはまた後日語れるときに語るとして、今はこの長門との時間を楽しむとしよう。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

いいですねー

どうもです。

甘いの、いい感じです(^^)
素直にあまえる長門がかわいいですね。

これからもがんばってください。
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。