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時間かかりすぎな気が……。


お久しぶりです、ちゃんと生きてますよ。
何度か色んな意味で死にそうになりましたが(笑)

今日は何とかSSが書けたんで更新に参りました。
なんか微妙な感じかもしれませんが、その辺は大目に見てください。

そしてコメ返し。

 totoron様

はい、わかりました。
自分には自分のできることがある、そしてそれをできるだけの環境がある。それに感謝して今を生きることにしますよ。

期待されるようなSSじゃないかもしれませんが、読んでもらえると幸いです。


それでは、今日のSS。
『ごまかし』

続きを読むでどうぞ。





 いつもの放課後、俺はいつものように文芸部室もといSOS団室にて絶賛古泉とオセロ中だ。こいつはボードゲームにはあまり強くない、オセロだって例外ではなく弱い。とりあえずハンデとして角を一つだけ取らせた状態でやっているが、また古泉は長考に入ってしまった。
 つまり、俺は暇を持て余していたわけだ。それで何かないかとこう見まわしていたところで、長門と目があった。
「どうした? 長門」
「……なんでもない」
 そうか、それにしても珍しい。長門が本から目を上げてしかも俺の方を見てるなんてな。
 それにしても。
 本に目を戻した長門を観察してみたが、こうしてみるとやっぱり長門って可愛いよな。
「キョン」
 ん? なんだハルヒ。
「どうしたんだハルヒ、何か用事か?」
「いや、あんたさっき可愛いとかどうとかいってなかった?」
 そんなことは思ったが、言った覚えはないが。
「古泉、俺はそんなこと言ってたか?」
「ええ、確かに。『可愛いよな』とは言ってましたね。どうも前後の文が聞き取れなかったので、何が可愛いのかは定かではないですが」
「どうせみくるちゃんでも見てたんでしょ」
 いやあ……。
「断じて朝比奈さんを凝視していたわけじゃないんだが」
「じゃあ、何を見てたのよ」
「……」
 あそこで本を読んでいる文芸少女とでも言えばいいのだろか、なんかそうしたらハルヒが怒りそうな気がする。勿論、色んな意味で。
 とりあえず、この場を何とか凌いで下校時間に持ち込ませるしかない。
「別に、ちょっとこないだテレビで見た猫を思い出しただけだ」
 ハルヒは何か疑いの目を向けていたが、とりあえずはなんとか誤魔化せたようだ。こういう感じで自分の本心がバレるのは嫌いだし、なんだかフェアじゃない気がする、勿論自分にだ。
 というよりか、実は俺と長門は付き合ってたりする。と、さり気なくカミングアウト。誰に対して言ってるんだがよく分からんが、まぁいいとしよう。
「それにしても、一体どんな猫だったんですか」
「ん? そうだな。なんかこう、見ると癒されるというかそんな感じだ」
 古泉が意味深な笑みを浮かべているように見えたが、どうせいつもの笑顔とそう変りないだろう。
「貴方の好きな女性のタイプも、そういった感じなのですか?」
「何故そういうことにたどり着く」
 確かに、長門といると安心する。安全面でもそうだし、なにより幸福感が増す。
「それに、俺からお前にそういうことを言う義理はない」
 口を滑らせてもいけないからな、どんなタイミングでバレるかわからん。 
「それじゃあ、こうしましょう」
 なんだハルヒ、しかもなんかよくないことを考えている目をしてるぞ。こういう時一番俺が被害を受けると相場が決まってる、数か月間での教えだ。
「第一回、SOS団大暴露大会!!」
「何だそれ?」
「今回は、好きな異性のタイプに関して大暴露して、このSOS団の親睦をさらに深めようということよ」
 お前、恋愛は精神病の一つとかどうのいってなかったっけ?
「じゃあ、みくるちゃんからね」
「ふぇっ、私からですかぁ?」
 多少どころじゃなく戸惑っている朝比奈さんだったが、ハルヒの顔を見て何かを決心したようだ。俺からはどんな顔をしていたのかが見えなかったが、その顔を見たであろう古泉の顔が一瞬真顔になったことで、俺はああ、もうコイツはマジなんだな、と思った。
「私は、優しい人がタイプですぅ」
 朝比奈さんらしい答えだったが、破壊力は抜群だったに違いない。昔の俺なら、もう死んでも構わないぐらいの破壊力だっただろう。
「次は古泉君ね」
「僕ですか、僕は……明るく元気な人が好きですね」
 年下好きっぽい答えだった。お前、ホモじゃないのか?
「次は有希ね」
 さて、長門が言ったら多分俺だろうな。
 長門が怒らないレベルで、尚且つ周りにばれることのないレベルでここをやりくりしないといけない。
「わたしは、好きなタイプとかはない」
「そんなこと言って、本当はいるんじゃないの?」
 他ならぬハルヒの悪ノリは結構きつい、俺じゃなくても絶対そう思うだろうね、うん。
「わたしは、彼が好きだから。そういう意味では、わたしのタイプは彼」
 んなっ。
「長門、それは……」
「貴方も素直になると良い、もう隠さなくて良い」
「ちょっ、何よ。アンタ達、説明しなさい」
 説明も何も……。
「言葉で説明するには情報の伝達に齟齬が発生する可能性がある」
 ながっ……と。
 皆の前で俺と口づけを交わした長門は、にんまりと微笑み、そしてハルヒに向かって言った。



「これなら、説明はいらない」


 その笑顔は、俺の脳裏にハッキリと刻まれて。
 忘れることさえ許さないような、そんな感じで。
 でも何より、俺は目の前の長門に言わなくちゃいけないことがある。


「長門、やっぱり俺はお前のこと好きだ」
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